【もあもあ】メガネのくもり【防曇】
お客様にお受けするご相談の中で一番多いのは「くもり」についてです。
・何か良い方法はありますか?
・メガネのくもり止めは売っていますか?
特に最近はコロナ禍の影響でマスクが必須。
メガネ+マスク=くもる ですよねぇ…
マスクをつけた際のメガネのくもり、これは結露によるものです。
マスクをした状態だと、顔とマスクの隙間から息がもれます。メガネのレンズと吐く息との温度差によって息に含まれる水分が水蒸気となりメガネがくもるのです。
原因と対策
なぜメガネがくもるのか、それを理解したうえでくもり止めを使うとより効果的!
1.油分
眼鏡がくもる原因の1つが「油分」
汗や、まつ毛の先に付いている油分や涙などがレンズに付いて汚れるケースや、料理中の油がレンズに飛んで汚れるケースなどが挙げられます。
2.結露
空気中に含まれた水分は温度が高ければ多く、低ければ少なくなります。そのため、温度の低い所から温かい所へ移動すると、冷えた眼鏡が空気中に含まれた水分を含み切れなくなります。そうして余った水分がレンズ上で結露することで、眼鏡がくもってしまうのです。
3.レンズの状態
眼鏡のレンズの状態により、曇り度合いが左右されます。汚れているレンズや傷の多いレンズは結露を招きやすくなります。
レンズのくもりではなく単純に経年的なレンズの痛みが原因で拭いているのになかなか落ちないくもりのような汚れは、レンズの表面に施されているコーティングが、時間とともに剥がれていることが原因です。
レンズの表面のコーティングは薄いので、拭いているだけではコーティングが剥がれてきてしまいます。コーティングが原因の場合は、レンズの交換などが必要になるため、気が付いた時に眼鏡店で相談しましょう。
4.くもり止めの原理
くもりの原因となっている水滴は、表面積が小さいため蒸発しにくく、そのためくもりがなかなか取れません。しかし、水滴の表面積を広くすれば蒸発します。
水が水滴となるのは表面張力によるもの。表面張力を無くせば表面積が広くなります。そこで役に立つのが、洗剤などに含まれる界面活性剤です。界面活性剤は表面張力を無くす効果があり、眼鏡用くもり止めの主成分でもあります。
くもり止めをレンズに付けると、付着した水分の表面張力がなくなり、表面積が広くなります。すると、水分が蒸発しやすくなり、結果的にくもりが取れるというわけです。
5.眼鏡用くもり止めの種類
【おすすめ】クロスタイプ
クロスにくもり止めの成分が含まれているのがクロスタイプです。それでレンズを拭くことによって、くもり止めの成分をなじませられます。くもり止めの中では、比較的安い価格で手に入れられるでしょう。
小分けにされて複数枚入っている物であれば、出先での使用にも便利。また、1回で複数回使える物が多く、なかには数百回使える物や効果が長時間持続する物などもあるので、コストパフォーマンスに優れるのも魅力です。
スプレータイプ
スプレーをレンズに吹きかけて拭き取るタイプです。レンズ全体にくもり止めを吹きかけられるので、ムラができにくいのが特徴です。中性タイプの物であれば、さまざまなレンズに使えます。ムース状で出てくる物であればレンズが傷つく心配もありません。
画像はイメージ写真です。
くもり止めの使い方
くもり止めを正しく使うことは、快適に眼鏡をかけることにもつながります。
①眼鏡に付いた汚れを取る
くもり止めを使う前に、まずはレンズに付いた汚れやホコリなどを取り除く必要があります。汚れやホコリが付いたままだと、くもり止めを伸ばす際にレンズを傷つけてしまう可能性があるためです。
汚れを取る際は、眼鏡拭きを使うのがおすすめ。汚れを水で流す場合は、レンズに付いた水分を綺麗に拭き取るようにしましょう。水分が残っていると、くもり止め効果が半減する可能性があります。
②くもり止めを塗る
汚れが取れたら、くもり止めをレンズの表裏に塗ります。スプレータイプを使う場合はレンズ全体にムラなく吹きかけましょう。
この時、たくさんの量を付けないように注意。付ける量が多いと、綺麗に拭き取れないこともあります。ジェルタイプの場合は、1~2滴を目安に付けます。
少しでも塗れていない部分があるとその部分がくもってしまうので、ムラができないよう注意することが大切です。
いかがでしたでしょうか。
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